日本をあきらめたくないのだが・・・・。

第2次世界大戦の勝者として客観的に日本の状態を観察することの出来たマッカーサーは日本人の精神年齢は12歳と公言した。今回の総選挙における主権者たる国民の行動を見ると、戦後60年経っても、未だに12歳のままのようだ。
これは、一般の国民だけにとどまらない。今日、さるセミナで次期IT戦略に関する某省の若手官僚の講演を拝聴してきた。その一部はまさに12歳の少年の主張そのものであった。日本のIT産業の進むべき道は情報家電である。なぜなら、マクロな統計情報や今後の市場動向を見る限り、PCでは勝てそうもない。勝てそうなのは情報家電だから・・・。戦略のかけらも認められない。このような12歳の判断から生まれてくる次期IT戦略は一体どのようになるのだろう。有識者として参加しているIさん、Mさん、Oさんに頑張って欲しいのだが・・・。