携帯インターネットユーザにとってのWeb2.0

図は平成17年度の通信利用動向調査に掲載されている「インターネット利用端末の種類(世帯構成員）」である。これを見ても判るように、日本ではPCしか使わないインターネットユーザよりも、携帯しか使わない(使えない）インターネットユーザの方が多い。現時点においても、携帯インターネットユーザは非常に小さい窓と貧弱なインタフェースでインターネットという巨大な情報空間に繋がっている。このようなユーザにとってのWeb2.0 はどのように映るのか？
当然のように、PCユーザにとってのWeb2.0とは違う世界が見えるはずである。その違いを埋める、あるいは際立たせるところに、新しい技術やサービスのコンセプトが生まれ、ビジネスチャンスが出てくる可能性がある。