通信と放送の融合の行方???

今日のET研究会はサーバー型放送も含めたこれからの放送ビジネスのあり方がメインテーマ。”TV antytime”の副議長も務めておられる早稲田の亀山教授がゲストスピーカー。
一昨日のNTT・OB教授連とのプライベートなミーティングでも話題になったが、通信と放送の融合という概念は「通信」側からの片想いのようだ。
無理やりアンバンドルされてしまった通信業界とアンバンドルを頑なに拒み続けられる放送業界。業界構造の違いがそこには明瞭にある。これを打破できるのは、亀山教授も関与しておられるTV antytimeのような技術主導のアクティビティやRSSやBlopgも含めたインターネット広告の普及によるスポンサー企業のアドとパブリシティに関する認識の変化かもしれないし、ひょっとすると近いうち予定されているテレビ局の免許更新であるかもしれない。もっと大きいのは我々、一般ユーザ(視聴者)の視聴行動や購買行動かも・・・・。
いずれにせよ、コンテンツとそれをユーザ(視聴者)にデリバリするメディアのビジネス的な力関係を大きく変えうる様々な予兆は確かに感じられる。その予兆を正しく世の中に伝えることが我々のミッションかもしれない・・・。